全てをくれたあなたに


「ルナが牙剥いたときは1人くらい死ぬんじゃね〜の?って思ったけど、あれだけで静めんのは真白ちゃんしか出来ね〜よ。」





私の前の席の銀司も振り返って言う。






『そうかな?ところで・・・この空いている席と空間はどうしたの?』





龍二の前が空席になっていて、何故か私たちの席とクラスみんなの席が少し離れているように見える。





「あ〜、それは俺らの仲間の席だ。
HRもう終わりだろ〜?授業は後にして屋上行こうぜ〜」





「そうだな、真白の安全のためにも早めに会った方がいいだろうな。」





『屋上に何があるの?』





「行けば分かる。真白が心配することは無いから安心しろ。」





そこで、HRの終わりを知らせる一哉の声がした。





「さ〜て、行きましょうか~」





「あ、龍二!決めたら俺らも呼べよ!」





「あぁ、初代から呼ぶつもりだ。」





「うわ、まじかよ〜」





「じゃ、そういう事で。しっかり護れよ!」





「ふっ、言われなくとも。」