『それで・・・話って何?』
わたしはそれを見ないふりして聞いた。
「あぁ、組に抵抗のない真白なら大丈夫だとは思うが一応聞いておく。
俺は、鳳凰という暴走族の総長をしている。」
『うん。それで?』
「ふっ、やっぱり怖がらねぇ。
で、本題だが、学校に来るなら真白を守るために俺の仲間に紹介しなきゃならねぇ。
俺や銀司と違って髪の色は色々あるし、ピアスやタトゥーがある奴もいる。
皆いい奴らばっかだから真白に危害を加えることはないが、それでも学校に行くか?」
『・・・うん、行きたい。
龍二の仲間の人達とも仲良くなりたい。
今まで見ることの出来なかった世界を見たいの。学生って若い時だから楽しいんでしょう?』
「くくっ、それでこそ真白だ。
俺が真白の学生時代を忘れられねぇものにしてやる。」
自身に満ち溢れた龍二の目。
『あ、でもルナのことはどうしよう?
学校には連れていっちゃダメ・・・だよね?』
「いや、親父のコネでどうにかなるだろ。
教室も俺と同じらしいし、ルナは真白の護衛だからな、離れてもらってはこちらとしても困る。」
『そっか、良かった。』
学校でもルナと一緒にいられるという嬉しさでルナに抱きつく。
