私に恋して


それから私たちは帰り道にあるクレープ屋さんにより、ベンチでクレープを食べていた


「美雨…」

「ん、どうしたの?」
不安そうに優がこちらを見つめている


「…おれ、もっと美雨との時間を増やしたい」

私が寂しがりなことを知ってだろう。
優はとても優しく、私のことをとても理解してくれている


「…うん」