最悪な1週間



さて、田野を好きと気づいたは良いものの、どうすればいいかわからない。


罰ゲームとしても付き合っているわけで…


あついあつい。


顔があつい。


「何やってんの?」


「鈴菜おは……よ…え?!」


「ん?どうした?」


私は鈴菜を見て固まった。


誰、この人。


私の知ってる鈴菜は茶髪で、パーマ。


スカートは膝上10センチ、バリバリに化粧をしているはずなのに…


私の目に写るのは、全く違う女の子。


黒髪でストレート、スカートは膝ぴっり。


化粧はほとんどしてないように見える。


極めつけは眼鏡をかけている。


「どうしたって、え、なに、なに?!」


「実はさ、私好きな人できて。


その人清楚な人がタイプらしいから。」


突然のカミングアウト。


鈴菜に好きな人がいるというのも知らなかったし、こんなに頬を真っ赤にする鈴菜を私は知らない。


そんな鈴菜が可愛くて、私は言ってしまった。


「あのね、私、田野が好き…」


それは本当に自然に。


鈴菜に言おうと思っていたわけじゃない。


どんな反応をされるのか怖くて、下を向いていたけど、なかなか返事が返ってこない。


私はゆっくりと顔をあげた。


そこには、ニコニコしている鈴菜がいた。


「なんで笑って…」


「だって知ってたもん。」


「え?」


「てゆうか、みんな知ってるよ。


明花が田野を好きってこと。」


「はい!?」