最悪な1週間



「た、田野…今日何か用事とか…」


「え、ぼ、僕ですか?」


鈴菜に言われ、私は田野に放課後一緒に帰る約束を取り付けに来ている。


座っている田野はいつもとかわらないおどおど。


もしかして、昨日のは幻覚だったのかも…


なんてそんな予想がひとつ頭をよぎった。


「そう。」


「で、でも僕今日はちょっと…」


申し訳なさそうに断ろうとする田野。


なんとなく胸が苦しくなった。