「境本、」

「ひっ…はぁあ、あっ…うぅっ…ぅっ……」

「境本大丈夫だから、ほら。堪えなくていいからね。」

「…っうぁ…ああぁ……う〜〜っ…ひっ…」

内側がどろどろどろどろ
ちょっとずつ
整理されて、松本に話せるようになる。
でもえずいてて止まらないから
松本の手が背中をさすってくれて。

「…まつ、も…とっ……ぅっ……嫌いに…ひっ……ならな、いで…」

「ならないよ。大好きだもの。この情緒不安定も、含めてね」

壊れてく。
大嫌いが壊れてく