最後だとわかっていたら。(短篇)

「家についたよ!」

あれ?
「あ!寝ちゃってました?すいません。では、また誘ってくださいね!それでは、おやすみなさい。」

「おやすみ!」



今気づいた私は、あなたが好きなんだ、1日かけてわかったこと、あなたの笑顔を見るたびドキッとすること、ずっとそばにいたいと思うこと。


「今気づきました。好きです、」


この言葉は誰にも届くことなく真っ暗な住宅地に吸い込まれてしまった。