次の瞬間。

「!!」

象男の頭に、瓶が投げつけられた。

瓶は蓋が開いており、中から液体が飛び散る。

「この臭いは…油?」

象男が気付いた直後。

「!?」

更に投げつけられた火の点いたオイルライターによって着火!

象男の体は炎に包まれる!

「1人暮らしだと自炊もたまにはしたりしてな…サラダ油くらい、事務所にもあるんだよ」

投げつけた張本人、耕介が言った。

象男は炎の熱さにもがき苦しみながら、近くの川へと転落する。