Tokyo Dark Side

何処まで行っても平行線。

このはぐれ野獣は、決して倉本達と群れを成す気はない。

「…分かった」

止むを得ず、引き下がる倉本。

我妻もまた、振り向きもせず歩いて行く。

何だかんだ言いながら、我妻は倉本達を煽って鬼首會への一斉捜査を決断させつつ、それを利用しようとしているのだろう。

自身の目的成就の為ならば、手段は選ばない。

まさしく復讐鬼。

鬼首會の息のかかった者ならば、皆殺しをも厭わなかった。