Tokyo Dark Side

そして、1階玄関。

既に血の海と化していた。

約4万人の警察官を擁する警視庁。

勿論事務・技術職員も含めるので、全員が正式な警察官ではないが…それでも、最大規模の警察組織。

その1階玄関が、負傷した警察官で埋め尽くされている。

その上に立つ、3人の男達。

「お前ら…」

巽がギリッと歯噛みする。

亮二、松岡、伊庭は、返り血に染まった顔でこちらを見た。

「何処まで逃げても無駄だし、何処にも逃がさない」

アイスピックを逆手に握る。

「標的は必ず抹殺する」