Tokyo Dark Side

野獣達をも苦戦させる暗殺者の3人が、鬼首の制裁には手も足も出なかった。

組員達によって、得意の得物を取り上げられているというのもある。

仕事をしくじった責任を感じ、敢えてやり返さないというのもある。

だが…。

(大した威圧感だ…)

いいように殴られ、蹴られながら、亮二は思う。

超一流の暗殺者である亮二達。

そんな彼らでさえ畏縮してしまうほどに、鬼首は圧倒的な威圧感を醸し出していた。

まともに戦えば、互角程度の戦いは出来よう。

しかしそれすらさせないほどの威圧感で、体を縮こまらせてしまう。

極道の本質、『相手に畏怖させる』。

鬼首はそれを体現していた。