「私が大勢に犯された、汚い体だから…?」

無表情。

しかし黒目がちの瞳で、雛罌粟は耕介の瞳を覗き込む。

如何なる嘘偽りも見逃すまいとするかのように。

耕介の首に手を回し、目を逸らせないようにしながら。

…そんな雛罌粟の背中に手を回し、耕介は唇を奪う。

無抵抗。

されるがままに、雛罌粟は大人しくしている。

「流石のビッチのお前も、5人6人相手は体がしんどいんじゃねぇかなって思っただけだよ。この節操無しが。そんなにヤリたきゃヤッてやるよ。俺の責めはあんなチンピラどもよか、ずっとエゲツねぇぜ?昇天しまくってホントに天国見えてくるまで、どんだけ泣いてもやめてやらねぇからな」