Tokyo Dark Side

確かに騒々しい。

が、3人が命を狙われている事を一時の間でも忘れられるのも事実。

襲ってくるのが象男でも暗殺者でも、しっかりと警護してくれるだろう。

「暗殺者っていえば」

巽が倉本の傍らに立つ。

「雪村達、鬼首と一緒にいましたね。どう思います?」

「……」

無言のまま考えを巡らせる倉本。

鬼首會か、雪村達暗殺者を雇ったのか。

雪村達が鬼首會の組員として盃を交わしたというのは考えにくい。

「或いは」

永瀬が呟く。

「雪村達暗殺者を囲っている『組織』こそが、鬼首會なのかもしれない…」