ゆっくりと2階へ。
ここにも美奈の姿はない。
建物内にいるのは間違いない筈なのだが。
と。
「倉本さん!」
巽が何か見つけた。
駆け寄る倉本。
そこで彼が見たのは。
「っ…」
美奈が普段から着ていた白衣。
そのポケットに、彼女のスマホが入れたままになっていた。
GPSが反応していたのはこれだ。
肝心の美奈の姿は何処にもない。
倉本達を攪乱する為に、白衣とスマホだけをここに残したのか。
思った以上に知恵が回る。
それとも、美奈は既に象男言う所の『生贄』に…。
「馬鹿な事を言うな…!」
荒げこそしないものの、語気を強めて倉本が言う。
ここにも美奈の姿はない。
建物内にいるのは間違いない筈なのだが。
と。
「倉本さん!」
巽が何か見つけた。
駆け寄る倉本。
そこで彼が見たのは。
「っ…」
美奈が普段から着ていた白衣。
そのポケットに、彼女のスマホが入れたままになっていた。
GPSが反応していたのはこれだ。
肝心の美奈の姿は何処にもない。
倉本達を攪乱する為に、白衣とスマホだけをここに残したのか。
思った以上に知恵が回る。
それとも、美奈は既に象男言う所の『生贄』に…。
「馬鹿な事を言うな…!」
荒げこそしないものの、語気を強めて倉本が言う。


