やり取りに焦れたのか。

「まどろっこしい事ぁいいんだよ!」

チンピラの1人が雛罌粟に摑みかかり、彼女のセーラー服の胸元を強引に肌蹴た!

途端に露になる白い肌。

反射的に隠そうとする雛罌粟の両手を。

「おっと」

別のチンピラが背後から押さえつけた。

「いいねえ、デカイ乳だねえ」

「最近のガキは発育いいなあオイ」

身動きできない雛罌粟の胸を、チンピラは無遠慮に揉みしだく。

雛罌粟の眉間に、深い皺が寄る。

その嫌がる表情が、チンピラ達を余計に興奮させた。