Tokyo Dark Side

「下のモンに調べさせた。今の警察には、公安外事四課の永瀬 恭一や、新しく『野獣』に任命された元マル暴の我妻 武、それに私立探偵の蓮杖 耕介も絡んでるらしいじゃねぇか。お前らにはその辺の暗殺をやってもらう」

話し込んでいるうちに、既に焼け焦げて消し炭のようになった肉を口に放り込み。

「巽と倉本は俺が殺る」

ジャリッ。

音を立てて、鬼首は噛み締めた。

苦味が、口の中に広がる。

嘗て野獣2人と殴り合い、敗北の末に手錠をかけられたあの苦渋を思い出す。

「もう一度言うぞ。巽と倉本は俺が殺る。お前らは手を出すんじゃねぇ」