Tokyo Dark Side

「俺達も、あの野獣達には因縁がある。奴らを殺れというのならば、仕事抜きでも殺る」

静かな殺意を湛える亮二。

その気迫に、鬼首はゆっくりと口の中のものを嚥下する。

日本最大の暴力団を取り仕切る男を、僅かばかりでも圧倒する殺気。

これが超一流の暗殺者の殺意というものか。

自らが手解きをした経験もある若者が、ここまでの暗殺者に育った事に、鬼首は戦慄する。

だがそれと同時に。

「雪村」

鬼首は殺気を剥き出しにした。

「……!」

超一流が、気圧される。

鬼首の殺気は、それ程のものだった。