「お前らは超一流の殺し屋だ。しくじるなんて事はねぇだろう」

食事再開。

鬼首はまた、気持ちがいいほどの食いっぷりを見せる。

よく殺しの話をしながら、飯が食えるものだ。

「で…」

これまで無言だった亮二が、口を開く。

「俺達は誰を殺ればいい。取り急ぎ…」

一旦言葉を切って。

「アンタを刑務所に送った、巽 英二と倉本 圭介の2人か?」

「……」

再び鬼首の箸が止まった。

野獣2人の名は、今の鬼首にとっては禁句だったか。

鬼首はギロリと亮二を睨む。