蛍香「入っていい?」

僕は、不安定だった顔の表情をいつものように笑顔に変えた。

沙戯斗「どうぞ。蛍香姉さん」

蛍香「ありがとう…」

僕は、蛍香姉さんとベットの上に座った。

蛍香「私ね…今凄く人肌が恋しいの…」

沙戯斗「蛍香姉さん…」

蛍香「その前にさお酒でも一緒に飲みましょう!!」

僕は、二杯位飲んだ所で記憶が消えていた…

僕が気を失う前に目の前の蛍香姉さんが

蛍香「うふふ…遂にこの時が来たのね…」

気が付くと僕は、わからない場所で手を鎖で縛られて動けなくなっていた。

沙戯斗「ここは…どこ?」

蛍香「ここは、屋敷の当主しか知らない屋敷の地下室よ。」

沙戯斗「僕をこんな所に縛り付けてどうする気なの?蛍香姉さん?」

蛍香「泣き叫びもしないのね…」

沙戯斗「え…?」