だけども…蛍香姉さんの為に…いや…僕の為にも…犠牲は…つきもの…

どちらが大事か比べたくない…だけど…決心したんだ…

そんな事を考えていると文樹が目を覚ました。

文樹「ん…?」

沙戯斗「おはよう…文樹!!」

文樹「おはよう…沙戯斗?」

文樹「沙戯斗?どうした?そんな顔をして?」

文樹「あれ?ここは…何処だ?」

文樹は、自分の状況に気づいた。

慌てて動こうとすると台がガタガタと震えてしまう。

沙戯斗「アハハハ!!」

慌てている文樹を見ていると頬が緩んで笑ってしまう。

沙戯斗「今どんな気分?」

文樹「俺を…どうするきなんだ…」