でも少し泣き声が聞こえたのか…蛍香が少し寝惚けながら起きた…

沙戯斗「ごめんね…蛍香姉さん。心配しなくてもいいよ。」

そう言った僕を蛍香は、抱きしめた…

蛍香「大丈夫…?」

沙戯斗「うん。少し目にゴミが入ったんだよ…」

僕は、そんな嘘をついてしまった…

沙戯斗「蛍香姉さん。まだまだ寝てていいよ。」

蛍香は、また毛布にくるまり眠りに落ちた。

沙戯斗「蛍香姉さん。本当にごめんね…」

僕は、小さい声で呟いた。

僕は、準備を完了させて…彼が…いや、文樹が来てくれる集合場所で身を潜め隠れた…

沙戯斗「僕の手で…終わらせて…あげる…」

文樹は、時間になったので僕が指定した場所に現れた。