蛍香「沙戯斗。」

甘ったるい声が静かな部屋に響く。

沙戯斗「姉さん…」

お互いの鼓動が早くなるのを感じる。

蛍香「沙戯斗。私も大好きだよ!!」

沙戯斗「姉さん。ありがとう。」

僕は、そのまま押し倒した。

お互いがあの一夜の夢を思い出している…淫らに乱れた一夜を…

蛍香「本当は、姉と弟でするなんていけない…事だけど…しょうがないよね…」

沙戯斗「僕がこのままあの一夜以上の事をしてあげるからね…」

蛍香「今日…今日だけ…沙戯斗の恋人になってあげる!!」

沙戯斗「蛍香姉さん…いや…蛍香!!」

蛍香は、弟に呼び捨てられてビクッと震えてしまう…

沙戯斗「どうしたの?蛍香そんなに震えて?」

蛍香「あ…ん…そ…」

あまりにも無邪気な弟の愛撫に喜ぶ声が自分にも聞こえてくる…

蛍香「意地悪しないで…」

沙戯斗「ごめんね…あまりにも可愛らしいから…」

蛍香「謝んないで…だからもっといっぱいしよ…」