それでも僕は、心を押し殺し拍手を姉達に贈った!!

沙戯斗「おめでとう!!」

蛍香「ありがとう。」

文樹「ありがとう。」

そうして二人の結婚が決まった…

その夜、僕は自室でお酒を飲みながら考えた。

どうすればあの二人は…離れるだろうか…

別れてくれないはず…

ならば…どうすればいいのだろうか…

もう心の中の僕自身の問いの答えは決まっていた…

だけど今回僕は、その行為をする事を躊躇っている…

どうすれば…

そんな事を考えていたら気が付けば朝になっていた。

部屋に朝の明るい日差しが入ってくる。

沙戯斗「今日の二人の行動で決めよう…」

そして僕は、姉の部屋に朝の挨拶に行った。

部屋の前に行くと部屋の中から声が聞こえてくる…

また二人が一緒にイチャイチャしてるのかと思い中に入ろうとする。

そこから…何故か姉の人を惑わすかの様な声が聞こえてきた…

蛍香「もっと私を気持ちよくしてよ~」

文樹「もうやめましょうよ…蛍香さん」

蛍香「まだ、出来るでしょ!!男の子なんだから!!」

文樹「ダメですよ…このまましてたら僕が死んじゃいますよ…」

蛍香「大丈夫だよ!!人は、そんな簡単に死なないから!!」

文樹「わかりました!!後、一回だけですからね!!」

蛍香「よかった…!!ありがとう。」

蛍香「後、一回なら凄く楽しまなくちゃね!!」

文樹「はいはい!!蛍香さんの好きにしてください…」

そんな言葉が廊下に聞こえてきた…

朝からあんなことが起きたので目を覚ましにもう一度洗面所に行った。