「わっ。びっくりした。」

現実に戻ると綺麗な顔のドアップが…

バクバクする心臓に手を当て、大丈夫。と
心の中で呟く。

「ん、ごめんね。」

シュンとする男の子。

うん、犬に見えてきたよ。耳を垂らして
シュンとする感じ。

「大丈夫だよ。」

笑って返す。