好きになる方法。

「ん?」

そんな悪気なくあどけない笑顔を
向けられると何も言えなくなるわけで。

先生と連絡先を交換した。

「私、舜先生って性格悪そうって
思ってました。顔が整ってる人って
我が強かったりするじゃないですか?
でもこうやって話してみると
すごくいい人で決めつけちゃだめだなって」

そう話してる私に先生はポンポンと
一定のリズムで頭を撫でた。

「んーあながち間違ってもないぞ?」

そういう先生に疑問しか浮かばなかった。

「俺はお前のこと可愛いと思って
めっちゃ見てたし「え、あの」ん?」

「いや、ん?じゃないですよ。
なんでいきなり告白みたいなのに
なってるんですか?」

「……事実だし」

ちょっと拗ねた先生。はぁ、小説なら
萌えるシチュエーション。

先生と生徒の甘い恋…

今度書店行って探してみよ。