あなただけを、愛してる。




「ごめんな、こんな早朝に。」


30分くらいたって私の部屋のインターホンがなった。


昨日ある程度桜井君が片付けてくれたみたいでそこまで部屋は散らかってなくて助かった。


部屋中空き缶だらけなんて引かれちゃうもん。



「どうしたんですか?珍しいです。」


彼は部屋に入るといつもソファーに座るのに今日は立ったまま。


「社長?」


「なんで怒らない?」


「え?」


「この前のこと。連絡もなしに来なかったこと。」


そういわれて思い出した。


あの落胆した日。


「怒るって、なんでですか?」


「約束すっぽかしたんだぞ?寝不足だったのも俺のせいだろ?」


彼の口調は少しだけイラついているように感じた。