「あ、でさっきなんか言ってたよね?」
私ははっと思い出して桜井君に問いかける。
「あ、今夜なんだけど俺らの部署の同期で飲むんだけど、三輪も来ないかなと思って。」
「え、私いっていいの?」
「当たり前、つか来てくれたほうがありがたい。俺らの部署女の子いないじゃん?毎回野郎ばっかでつまんなくて。だから三輪とか南とかに声かけてみたんだけど。」
確かに桜井君の部署の同期は男性ばっかり。
私も飲むのは嫌いじゃないし、たまには。
「うん。そういうことなら行きたいな。でも私桜井君以外まともに話したことないけど…。」
「大丈夫だよ。いいやつばっかだし。南も誘っといてもらっていい?」
「りょーかい。」
それから少しの間桜井君と話してお昼休憩が終わった。
