そして、その日の放課後、 日直だったあたしは 相手の生徒が休みだったため、 ひとりで日誌を書いていた。 「…絶対、日直だから休んだよな」 なんて独り言を言いながら 書きすすめる。 「先輩!」 「ん?」 可愛らしい女の子の声が聞こえた後、 先輩と呼ばれた人がそう答えるのが 廊下のほうできこえた。 結構大きな声で話している。 「…バレンタインデーの時、 多分人たくさんであげられないから、 一足先に渡します」 そう言った女の子はきっと 顔を赤らめて渡しているんだろうな。 なんて思った。