そう言ってチョコレートを渡した。 「うん、俺も、好きだよずっと前から」 「……先輩…」 「里夜」 「…里夜先輩…」 あたしのことを抱きしめ続ける里夜先輩。 「…あの、ずっと前から?」 「うん、好きだよ。 入学してきた時、俺の落とした 生徒手帳拾ってくれただろ? んで届けてくれたあの時から」 ……… 「あれ、先輩だったんですね… あたし、知らなくて…」 「酷いなあー」 「ごめんなさい」 「まぁ、いいよ、 あ、そうだ。 好きになれただろ?」 「え?」