そして、翌日、 あたしは緊張からか いつもよりも早く起きてしまった。 机の上に放ったらかしにしていた チョコレートを小さな紙袋へ入れ、 かばんの中へ。 制服に着替えて 身支度をし、リビングへ向かい朝ごはんを食べた。 とにかく、時間が余っていたけど、 今日のことを考えていたら いつもと同じ時刻になっていた。 「…いってきます」 「行ってらっしゃい!知菜都」 「うん!」 あたしはそう、お母さんに伝え 家を出た。 若干の足取りの重さを感じながら 学校への道をゆっくり歩いた。