優葉が話しかけてきた。





『仁!おはよう!!』



このタイミングで
言うしかない!!





「おはよう…あのさ…」




そしたらいきなり優葉が
泣き出した。



何故??




『別れ話なんて
聞きたくない…』


えっ…??





「優葉…
僕いつ別れるっていった??」




『えっ??違うの??
良かった~!!
はやとちりしてゴメン…』





て、天然って怖い。


っていうか、
シュンとしてるし!!




「大丈夫。
僕、優葉に振られる以外は
絶対別れないよ。」



『ありがとう!』


そのふわっとした笑い…
反則…



カワイイ…
じゃなくて!!



「その…
今日話したいことあるから、
僕のうちに来ない…??」




僕のうちとかキモい…。
いきなりは
引かれるかな…??





『わーい!!いいよ!!』



えっ…無防備すぎるだろ…
俺、狼になっちゃうかもよ??


まあ、いいや…



色々と…頑張れ…俺。