《優葉side》



結局あの後、
お母さん電話で、


「外泊なんてさせる
彼氏は誰じゃ~?
一回連れてこい!!」



とか言って、
今日、
仁を家に連れていきます…



ちなみに
仁はまだ就寝中…


長い睫毛で、高い鼻、
丁度いい唇…


ムダがない綺麗な顔…。



寝顔もカッコいい…。




「…仁カッコいい、大好き。」


ポロっと呟いたら
仁の目がパチって開いた。



「優葉見すぎ、
もしかして見とれてた?」


満更でもございません…。



顔を真っ赤にする私に


「んっ…おはよ優葉。」


キラースマイルを
向けてきた。