そんな中、急遽入った試合。
「明日??ムリっすよ…監督…」
優葉がキツいだろ…
「お前が居なきゃダメなんだ。
じゃあなんか一つ頼み事でも
何でも聞いてやる。
これでどうだ??」
「…わかりました。」
何で引き受けたかって??
この後わかるから…。
ってなわけで翌日、
俺は外国にいた。
時差やべぇ―…
でも今日の試合は
日本にも放送される。
優葉が見てたら…
なんて淡い期待....
でもそう考えると
頑張れるかも!!
あいつに少しでも
元気をあげれればな…なんて。
試合前のインタビュー…。
初めての時は
がっちがちで受けてたけど、
もう慣れちゃった!!
「今日の試合への意気込みを
一言。」
「ぜってぇ勝ちます!!
負けませんから
楽しみにしてて下さい!!」
「何か誰かに
伝えたいことはありますか??」
「じゃあ一つ
高校の友達達に。
「待ってて。すぐ帰るから。
ぜってぇ勝つから。」
以上です。」
友達っていうのはウソ。

