「優葉??…っ!これ...」


昇降口に入って
最初の異変……



上履きがなくなってる…



代わりに一杯、
泥と砂が詰まってた…



『なっ、何これ…??』



とっさに、そこにあった
ほうきとちりとりで払ったら…



無数のマッキーで書かれた
悪口……



『う、うそ……』


自分で言うのもなんだけど、
そこそこ友達はいたし、
結構仲良くしてたのに…



まさか!!クラスも??


とっさに走った。



「待って!!優葉!!」


空の声が遠くに聞こえる。