好きって、伝えたら





目の前の夕空、身体に目がいってしまう…


思ったより、ちゃんとしっかりしてる…


腹筋も程よく割れてて…


男の人の身体って感じで…


って、何考えてるのアタシ!!


とりあえず、身体を拭いていくと…


夕空がいきなりアタシを抱きしめて…



「ちょっ…」


『ごめん…熱上がりすぎて、何か…変だ』


「と、とりあえず!!服着よ!?服!!」



アタシまで流されてテンパる…!!


部屋を見渡し、ハンガーに掛けてあるネイビー色のVネックTシャツを渡す…


あ〜もうどうしよう!!


アタシが風邪なんか引くから。



『今日、凛時を家まで送らなきゃ…いけねーのに』


「いや、そんなこといいよ!?
てか、夕空が心配すぎて帰れない。」