もう…ダメ…
そう思った瞬間、夕空がアタシの舌に吸い付いた…
ダメ…ほんとっ、もう…
するとゆっくり舌を離した夕空…
『はぁ…はぁ…はぁ…』
「夕空…?」
息が荒い夕空は、アタシの上に覆いかぶさっていて…
『はぁ…ダメ。
凛時があまりにもやらしいから…』
「やらしくなんか!」
『はぁ…はぁ…』
ふらっとした夕空は、アタシの隣に倒れて…
「待って!?もしかして…」
おかしいと思ったアタシは夕空の額を触ると、やっぱり熱くて…
「風邪…移った?」
『んなわけ…はぁ…』
ベッドから起き上がって、夕空の頬、首元を触るとやっぱり熱くて…
「夕空、汗拭くからちょっと触るよ?」
リュックからハンドタオルを取り出して夕空の汗を優しく拭っていく。
「ほら、服も着替えた方がいいよ?」
ゆっくり身体を起き上がらせ、夕空が上の服を脱いで…

