好きって、伝えたら




気づけばアタシは夕空の胸に持たれていた…


ダメ…ほんと、フラフラしてきた…



『お前、熱あるんじゃ…』


「ごめん…あるかも」


『バカ…』



そう耳元で言った夕空は、アタシを優しく抱きしめた…


もう、頭が付いていかなくてフラフラ…


好きすぎて…たまらない。


夕空のバカ…


こんなことされたら、熱…


下がんなくなるじゃんか。