好きって、伝えたら




テーブルの上に置いたスマホを見てにんまり笑う自分がいた。



「なになに〜?男の子!?」



お母さんがニヤニヤしだした。


アタシに男が珍しいんだろう。




「ただのクラスメイトだよ」


「またまた〜!
で、行ってくるんでしょ?」


「うん」




何度も思った。


お母さんみたいに毎日笑顔で笑って素直でいられたら…


なんでも怒らず、笑って済ませたら。


そしたら、もっと違う未来が待ってたのかなって…。


そんなバカな事を考えてしまう。




「楽しんできなさい!」


「…分かったよ」





美眞と2人…


いったいどこに行くんだろ?