「美樹ッ!!遅いぃー!!」 そういって朝から眉間に しわをよせているのは 《木ノ下可憐》 同じく桜高の1年生。 『ごめーんッ!! 昨日緊張して寝れなくて』 可憐は中学校からの親友♪美人で可愛くてすーっごくモテるんだぁ。 「はいはい。 とりあえず走るよッ!」 可憐は私の手を握りしめ 走りだした。