優しさがキズ

「もう1時じゃーん。寝よ寝よ!」

時計を見て慌てた佳奈ちゃんが”電気消すね?”とパチッと明かりを消した。

「でも、もっともっと話したかったね〜」

まだまだ話し足りないのであろう佳奈ちゃんは布団に入ってもまだ口を開く。

「本当にくるみ!おたがいがんばろうね」


『うん…そうだね。じゃぁーそろそろ本当におやすみ』

''おやすみ”と小さな声で返され、私も目を閉じた。


頑張ろうね…って何をどう頑張るんだろう。
なにをがんばればいいんだろう。

頭の中で自問自答を繰り返す。

でも、本当は答えなんて出てる。

わかってる。

この気持ちは…