優しさがキズ

フられた⁈

まだ入学してか一か月しか経ってないというの何人も⁈
それより…

『シーッ‼︎舞、声大きいよ」

チラッと住吉先輩をもう一度見る。

私たちの会話なんてまったく聞こえていないようでパンをひとつ買って購買を後にして部活に向かうようだった。



「瞬輝先輩っ‼︎部活頑張ってください」

先輩とすれ違った1人の子が先輩に声をかけると”おー”と軽く手を挙げて応える。

先輩と声をかけるということは私と同じ1年生か…
普通に声をかけれるなんてすごいなぁ。
私なんて見てるだけなのに。