わたしソラには長年想いを馳せていた人がいた。
彼(カケル)とは中学2年から1年間復縁などもあったけど付き合っていた。
でも子供だったわたしはしょうもない理由でカケルと別れてしまい、心に後悔を残したまま今まで過ごしてきた。
いつか話しかけよう。いつかLINE送ろう。
いつか、いつかを繰り返して結局何も果たせないままカケルには彼女が出来た。
その彼女はわたしの小学校時代からの友達のヒロミである。
もちろんわたしとカケルが付き合っていたことを知る人物だ。ヒロミはことある事にわたしに相談してきた。
「カケルのこと好きなんだけどどうすればいい」
「カケルにLINE送ったんだけど冷たい」
「ソラと付き合ってた時はこんなんじゃなかったよね」
どれもこれもわたしには苦痛でしかなかった。
好きな人を好きな友達の悩みを聞く。
とても苦しくて辛くて嫌だった。
ヒロミは何度もしぶとく粘り半年かけてカケルと付き合った。今とても2人は幸せそうだ。
わたしはヒロミからカケルと付き合ったという報告を聞かされた時、少し心にズキッときた。でもそれはすぐ消えてなくなってしまった。
私はどこかで期待してたのである。
カケルはまだわたしのことが好きだ。
カケルにはわたししかいない。
そんなどこから湧いてきたのかわからない自信と執着心からカケルのことが好きだと勘違いしてたのだと2人が付き合ってから気づいた。と同時に、わたしはどこか心に嘘をついて今まで過ごしてきたことに気付かされた。
それは本当に想ってる人はカケルではなく
やはりあいつだということを...。
彼(カケル)とは中学2年から1年間復縁などもあったけど付き合っていた。
でも子供だったわたしはしょうもない理由でカケルと別れてしまい、心に後悔を残したまま今まで過ごしてきた。
いつか話しかけよう。いつかLINE送ろう。
いつか、いつかを繰り返して結局何も果たせないままカケルには彼女が出来た。
その彼女はわたしの小学校時代からの友達のヒロミである。
もちろんわたしとカケルが付き合っていたことを知る人物だ。ヒロミはことある事にわたしに相談してきた。
「カケルのこと好きなんだけどどうすればいい」
「カケルにLINE送ったんだけど冷たい」
「ソラと付き合ってた時はこんなんじゃなかったよね」
どれもこれもわたしには苦痛でしかなかった。
好きな人を好きな友達の悩みを聞く。
とても苦しくて辛くて嫌だった。
ヒロミは何度もしぶとく粘り半年かけてカケルと付き合った。今とても2人は幸せそうだ。
わたしはヒロミからカケルと付き合ったという報告を聞かされた時、少し心にズキッときた。でもそれはすぐ消えてなくなってしまった。
私はどこかで期待してたのである。
カケルはまだわたしのことが好きだ。
カケルにはわたししかいない。
そんなどこから湧いてきたのかわからない自信と執着心からカケルのことが好きだと勘違いしてたのだと2人が付き合ってから気づいた。と同時に、わたしはどこか心に嘘をついて今まで過ごしてきたことに気付かされた。
それは本当に想ってる人はカケルではなく
やはりあいつだということを...。
