俺は葬式後琉歌の部屋を片付けた。

そしたら一通の手紙があった。

そこには…

『朔夜へ。』

俺宛?

『春の季節になったら公園の桜の木の下へと行って土を掘ってね!』

と書いてあり俺は春まで待つ続けた。

そして桜の咲く季節がやってきた。

俺は急いで公園へ行き、桜の木の下の土を掘った。

「カプセル?」

そこにはカプセルがあり俺は開けた。

「手紙?!」

俺は早速読んだ。

『朔夜へ。
元気ですか?笑っていますか?私は空で貴方を見守っています。
私はね、貴方がいたから辛い時も苦しい時も楽しい時も嬉しい時も全部が幸せだったよ。本当にこの1年間充足した日々でした。
本当は貴方と沢山笑い合いたいよ。でも朔夜が笑ってないと意味がない。だからね。朔夜は新しい彼女さんと笑って!私は今でも貴方に恋をしています。いや、私は貴方に恋をしました。さようならは言わないよっ!』

「琉歌…。ありがとう…!」