ピッピッピッ

「んっ?朝かぁ。」

安道は手を握って寝てくれた。
ダルくないし熱も無いと思うし目眩もない!今日は金曜日だから今日行ったら次の日休み!頑張ろう!

安道「おはよ。琉歌ちゃん。熱測等なくちゃね。」

「ちょと待って安道!!まさかっ」

私は安道のおでこを触った。

「すごい熱?!薬持ってくるからゆっくりしてて!」

安道に強く腕を強く握ってベットへ押し倒された。

「ちょ…。なに?!」

安道「やっぱり可愛いな。」

「安道?んッ」

安道から激しいキスをされた。

「息…でき…ない…よ」

安道「苦しそうな琉歌も可愛いな。もっとHな事しようか!」

「へっ?駄目だよ!熱があるんだからゆっくり寝てないと、、んッ」

耳を噛まれた。こんな安道初めてだった。

安道「次は何処に………。」

バタン

「えっ?!安道?!大丈夫?」

私は上に乗っている安道をずらして起き上がった。
凄く苦しそうな顔をしていた。

「取り敢えず学校に連絡しないと!!」

私は部屋を出てリビングに行って携帯を出した。

プルルルプルルル
ブッ

「もしもし、2年A組の夏目琉歌です。南丹先生もしくは保健の先生に変えられますか?」

教頭「南丹先生は今教室に行ってるから保健の先生ですね。変わりますので少し待ってなさい」

「はい。分かりました」

保健の先生「どうされました?」

「2年A組の夏目琉歌です。自分は熱下りましたけど、同じクラスの安道朔弥さんが私のが移っちゃたみたいで…。高熱ですし、私の責任なので私と安道さん休んでもいいですか?」

保健の先生「分かりました。勉強優秀な二人なら授業も追いつくでしょう。それじゃお大事に」

「ありがとうございました。」

ツーツーツー

私は、冷蔵庫にある冷えぴたと水を持って行った。

ガチャ

「凄い汗!タオル濡らして来ないと。」
またリビングへと行くとの繰り返しだった。

「汗のせいで服が濡れてる。確か私のタンスの中に間違えて男性用のTシャツとスエットが合ったはず!」

私は、一生懸命タンスの中を探った。

「あった。でも…脱がしていいのか…な?でも、服濡れてたら風邪引くしな。よし!やる!安道、ごめんなさい。」

まずはTシャツから脱がした。
驚くほど体つきがよかった。

「汗拭かなくっちゃ!」

汗を拭き新しいTシャツを着せた。
ズボンは流石ダメだしね。

冷えピタ貼って、薬ってどうやって飲ませたんだろう?取り敢えず起こそうかな…。でも…辛そうだしまだいいかな?おかゆ作ろ!

私は、リビングに向っておかゆを作った。