「いや、ただみんなのニューイヤーカードを見てただけよ」
言いながらティアは手元の5枚のカードを見せる。
アンジュ、ユリア、レイン、ルカ、ユーリとユールから届いたニューイヤーカードは皆の好みを如実に表していて、アンジュやユリアのカードは可愛らしいものであるのに対し、レインやルカ、ユーリとユールからのものはシンプルかつお洒落な感じだ。
ティアのにやにやの原因を知った彼らはまた騒ぎ出した。
「ちょっとやだ、なんで持ってきたの?」
「……恥ずかしい…しまってよ、それ……」
「なんで持ってきたんだ……」
ユリア、ユール、ルカはどうやら恥ずかしいらしく、なんとかカードをしまわせようとする。
ユリアがティアの右手を、ユールが左手を押さえ、ルカがカードをティアのバッグにしまおうとしたところでティアが二人の手を振り払い、ルカの手をを掴みあげて捻り、「いだっ」とルカが声をあげて彼らの試みは撃沈した。
「はあ……ニューイヤーカードなどもういいでしょうに」
「だって嬉しいんだもの。
もらったカードは全部とってあるのよ、レインが初めてくれたニューイヤーカードもね」
「それは流石に恥ずかしいです。やめてください」
「今でもたまに読み返すわ」
「何してるんですか……」
恥ずかしそうに、いつもの余裕な表情を崩すレインを存分に楽しむ。
言いながらティアは手元の5枚のカードを見せる。
アンジュ、ユリア、レイン、ルカ、ユーリとユールから届いたニューイヤーカードは皆の好みを如実に表していて、アンジュやユリアのカードは可愛らしいものであるのに対し、レインやルカ、ユーリとユールからのものはシンプルかつお洒落な感じだ。
ティアのにやにやの原因を知った彼らはまた騒ぎ出した。
「ちょっとやだ、なんで持ってきたの?」
「……恥ずかしい…しまってよ、それ……」
「なんで持ってきたんだ……」
ユリア、ユール、ルカはどうやら恥ずかしいらしく、なんとかカードをしまわせようとする。
ユリアがティアの右手を、ユールが左手を押さえ、ルカがカードをティアのバッグにしまおうとしたところでティアが二人の手を振り払い、ルカの手をを掴みあげて捻り、「いだっ」とルカが声をあげて彼らの試みは撃沈した。
「はあ……ニューイヤーカードなどもういいでしょうに」
「だって嬉しいんだもの。
もらったカードは全部とってあるのよ、レインが初めてくれたニューイヤーカードもね」
「それは流石に恥ずかしいです。やめてください」
「今でもたまに読み返すわ」
「何してるんですか……」
恥ずかしそうに、いつもの余裕な表情を崩すレインを存分に楽しむ。