「じゃあ、みんなクラス順位は変わらない感じ?
これならみんなで合宿行けるわね!」

「そっか、そうだった!
やった!」


ティアの言葉にいちはやく反応したユリアが喜びの歓声をあげる。


「…ほら、ユリア近所迷惑だから……。
ティア結果どうだった?」


ユールの質問にティアはにやりと笑った。


「ふっふっふ…聞いて驚け、なんと999点で学年トップだったのよ!」


ティアの自慢気な言葉に一瞬ピタッと固まるアンジュ達。

静かにレインが口を開いた。


「…流石、の一言ですね…。
というか、その1点はなんです?」

「いや~1文字書き間違っててね。
1点引かれた」




変なとこで抜けてるのはなんでだろうか……

自分達もそうであるのを棚にあげて考えていた一行だった。