『もう少ししたら、学校に送っていく。それまで休んでろ』

そう言ってお巡りさんは立ち上がり、ドアに向かう。

あっ!学校っ!!!

すっかり忘れてた....遅刻だ...

それよりも、まだお巡りさんの名前聞いてないっ!

「あの...お巡りさんの名前は...?」


『戌井 昴。歳は24。さっき言った通り警察官をしている。お前は?』

「わっ私はッ、し、し東雲高校2年生の
猫田 真緒です!」

『ふっ、噛みすぎだ』



私はこの日、お巡りさんに恋をした。