ー翌日

「「弥生!!!!!」」
大声でクラスの女子何人かに名前を呼ばれた。
「な、何?どうしたの?」
「昨日あの後美琴から連絡きた?」
「ううん。来てないよ」

何?一体何があったって言うの?

「美琴がまだ家に帰ってないらしいのよ」

「え!?」
あの美琴が行方不明!?
でも私が帰ったのが8時過ぎだから9時頃に帰ったはずだよね…

「私が悪いの…」
大神レオナが泣きながらそう言った。
「実はさ美琴ね、もう少しレオナの家に居るって言って1人だけ残ってたんだよ。多分帰りが遅くなったんだよ。」
「私があの時帰らしとけば良かった……」
大神レオナは涙目になりながらいった。

「レオナちゃんのせいじゃないって!だから安心しなよ」
男子達がワラワラと大神の周りにあつまった。