何よ、あんたなんかすぐ嫌われるように私が噂でもなんでも立ててやるわ。
そう思いながら1人で悶々としてた。
……よい……
……や……よい
「やよい!!!!!」
「うわぁぁぁ!」
突然耳元で呼びかけられた私は大声を上げた。
「なぁんだ美琴か。も、もうビックリしたあ」
「なんだとは何よ。私の方がビックリしたわ。でね!今日放課後公園に寄ろって、話になったの。もちろん弥生も行くよね?」
にこにこと笑いながら美琴が言ってきた。
は?冗談じゃないわ。なんで私が大神レオナなんかと……それに。
「私、七瀬と……」
「いいよ、行ってきなよ。大神と仲良くなれるし。」
言葉を遮るように七瀬が言ってきた。
「七瀬……分かった。」
私は渋々返事をし、帰り女子達で公園に寄ることになった。