「先輩、ねこ飼ってたんですね。」 「うん。ここにも最近引っ越してきてさ。」 「最近なんですか!だから知らなかったんだ。」 「でもよかった。クルミも見つかったし、休日に偶然葉月ちゃんにも会えたし。」 「えっ、そ、それは…」 「ははは。ごめんごめん。」 先輩は頭をかいた。 私はこの前の先輩の言葉を思い出して、赤面した。 「付き合ってください!」 わ、私のこと、好きってことだよね… なんか、変な感じ…